本利用規約(以下「本規約」といいます。)は、一般社団法人さがらウィメンズヘルスケアグループ(以下「本法人」といいます。)が運営する「松原の杜病児保育室」(以下「本施設」といいます。)が提供するサービス(以下「本サービス」といいます。)を、子どもの保護者が、ご利用になる場合に適用します。
総則
目的
本施設の利用は、病児期または病気回復期であり集団保育の困難な児童を一時的に預かる業務を行うことにより、地域の育児支援を目的とします。
規約の範囲
本法人が利用者に対して発する規約の変更等に関する通知は、本規約の一部を構成するものとします。
- 本法人が本規約本文の他に別途定める各種施設利用規約、個別の通知等で規定する本サービスの利用上の決まり、及びその他の利用条件等の告知(以下、総称して「諸規定」といいます。)も、本規約の一部を構成するものとします。
- 本規約の定めと、諸規定の定めが異なる場合には、本規約の定めが優先して適用されるものとします。
規約の変更、本法人からの通知
本規約の変更およびその通知については、以下に掲げるとおりとします。
- 本法人は、本法人が必要と判断する場合は、本規約を変更することができるものとします。本サービスの利用条件は、変更後の本規約の内容によるものとします。ただし、法令上利用者の同意が必要となるような内容の変更の場合は、本法人所定の方法で利用者の同意を得るものとします。本規約を変更する場合、変更後の本規約の施行時期及び内容をウェブサイト又は本施設内での掲示その他の適切な方法により周知し、または利用者に通知します。
- 変更後の本規約の効力発生日以降に利用者が本サービスを利用したときは、利用者は、利用規約の変更に同意したものとみなします。本サービスをご利用の際には、随時、本規約の最新の内容をご確認ください。
- 本法人は、ウェブサイト上の表示、メールの送信、書面の交付、その他本法人が適当と判断する方法により、利用者に対し、随時必要な事項を通知します。当該通知の効力については、当該通知がウェブサイト上に表示された時点又は利用者に到達した時点から効力が生じるものとします。
利用者
利用手続き
本施設の利用に当たっての手続きは、以下に掲げるとおりとします。
- 本施設の利用を希望する者(以下「利用希望者」といいます。)は、本法人所定の方法に従って申し込みを行い、その完了後、本法人が利用登録を承認した場合に、本サービスを利用することができるものとします。
- 利用希望者は、利用申込に係る必要事項について、真実を記入しなければならないものとし、虚偽記載の場合は、利用を拒否し、利用登録承認後であっても、利用資格を停止し、又は除名することができるものとします。
利用資格
本施設の利用資格は、本法人が、利用希望者に対し、以下の事項を全て満たすことを条件として与えるものとします。
- 利用者の子どもが、利用希望の時点で、生後 1歳以上の未就学児~小学6年生までの児童(以下「対象児童」といいます。)であること
- 利用者が、対象児の保護者であること
- 本施設による利用登録の審査により、病児保育(対象児童が、風邪その他の病気に罹患した場合に、本施設が、当該対象児童を一時的に預かり、保育することをいいます。以下同じ。)の提供が困難でないと認められること ( 利用登録の審査では、例として、恒常的に医療行為が必要な子ども、専門的な特別支援教育を必要とする子ども、アレルギーなどの症状が著しく重い子ども、慢性疾患があり通常保育の困難な子ども等に対して、利用の提供が困難と判断する可能性があります。)
- 反社会的勢力に係る団体又はその関係者でないこと
- 健康保険に加入していること(但し、生活保護受給世帯を除きます。)
利用資格の停止、除名
本法人は、利用者が以下のいずれかの事由に該当すると判断した場合、利用資格の停止又は除名をすることができます。なお、除名に該当した場合は、以後、本施設への再利用登録ができないものとします。
- 本規約、諸規定に違反した場合
- 利用料金の支払いを遅滞し、支払いの催告に応じない場合
- 本施設の運営を妨害し、又は本施設の病児保育の業務に従事する担当者(以下「保育スタッフ」といいます。)の指示に従わない場合
- 本法人又は本施設の信用を毀損した場合
- 本法人の財産権を侵害し、又は本施設を毀損した場合
- 他の利用者の身体、財産、名誉、信用を毀損した場合
- 本施設の利用に関係がない本法人又は他の利用者の情報を取得しようとした場合
- 法令、公序良俗に違反した場合
- 本施設の趣旨に著しく反する行為をした場合
- 利用者が反社会的勢力又はその関係者である、又はその疑いがあると本法人が判断した場合
- 複数回、本施設の利用に関して、無断キャンセルを行った場合
- 対象児童の健康状況に変化があり、本法人が病児保育の提供が困難であると判断した場合
- ネグレクト又は虐待(通報あり)が行われた場合
- 本施設に対して虚偽の報告を行った場合
- 本施設の保育スタッフと、本サービスの利用に必要な意思疎通が困難である場合
利用者情報の変更
利用者情報に変更がある場合については、以下に掲げるとおりとします。
- 利用者は、本法人に届け出た利用者情報に変更がある場合は、本法人所定の方式に従い、速やかに届け出るものとします。
- 本法人は、利用者が前項の変更手続きを行わなかったこと、又は届出事項に誤りがあることによって、当該利用者に生じた損害及び不利益について、一切の責任を負わないものとします。
- 前項の場合において、本法人が、利用者による変更手続きの懈怠又は誤りの届出によって損害又は不利益を被ったときは、当該利用者は、本法人に対して、その賠償を行うものとします。
譲渡禁止等
利用者は、利用者として有する利用資格その他の権利を、第三者に対して、譲渡、売買、名義変更、その他の担保に供する一切の行為をできないものとします。
対象児童の保育
利用方法
利用条件
- 利用者は、対象児童を、かかりつけ医等の医師に受診させた後、医師が記載した病児保育室医師連絡票、及び本施設が定めた必要な書類を、受入時に本施設に対して提出するものとします。
- 新型コロナウイルス、結核、アタマジラミ、疥癬は、本施設の利用対象外とします。
- 本施設の定員は、原則として 9 名とします。但し、本施設の裁量に基づき、定員を一時的に増減させる場合があります。
予約の方法
- 利用者は、本施設の指定するインターネット予約サービス(あずかるこちゃん ®︎;サービス提供元 株式会社グッドバトン)を用いて、本サービスの予約を行うものとします。
利用時間
- 原則として、本施設の営業日において、午前8時30分から、午後17時30 分までとします。但し、諸事情により休業する場合は、本施設のウェブサイトへの掲載又は本法人所定の方法により通知するものとします。
- 休業日は、原則として、土曜・日曜・祝日及び年末年始休業期間となります。但し、諸事情により、その他の日において休業する場合があります。
利用の中止
本法人は、以下に掲げる場合には、利用者に対して、本サービスの提供を中止することがあります。利用中に以下に掲げる事象が発生した場合にはお迎えをお願いいたします。
- 対象児童に重度の疾患がある場合
- 保育中に対象児童の病状が著しく悪化した場合
- 保育中に新たな症状、診断等があり、保育室、保育スタッフ等の確保ができないと本法人が判断した場合
- 医師が病児保育の利用を禁じた場合
- 天変地異、疫病の蔓延、停電、断水、社会情勢の著しい変化、その他やむを得ない事由により、本サービスの提供を継続することが困難になった場合
- 本規約及び諸規定に定めに従い、本施設の要求した情報について、利用者が、本施設に対して正確に伝達をしなかった場合
- 前各号のほか、利用者が本規約に違反した場合
保育スタッフの選定
本法人は、自らの裁量に基づき、本サービスを提供するに際して適切な保育スタッフを選定するものとします。
医療行為
本施設における医療行為に関しては、以下に掲げるとおりとします。
- 保育スタッフが、利用者に代わって投薬を代行する場合は、かかりつけ医等の医師から直接指導を受けた利用者の指示、又は医師からの直接指示によるものとし、その結果について本施設及び保育スタッフは一切の責任を負わないものとします。
- 利用者は、本施設の利用時に、医療機関の医師による診察を受けるものとします。
- 本施設が、対象児童の病状を緊急と判断した場合に、利用者の許可なく医療機関に受診することについて、利用者は、予め同意するものとします。
利用料金等
本施設の利用料金に関しては、以下に掲げるとおりとします。
- 本施設の利用料金は、1日あたり 1000円(税込)とします。
- 本サービスを利用する場合における食事、おやつ、おむつ、ミルクについては利用者の負担とし、利用者は、本施設の請求に基づいて、速やかに支払うものとします。
- 本施設が対象児童の病状の変化に対応するため、医療機関に対象児童を受診させた場合には、本施設の利用料金と別に費用が発生することがあり、その場合、利用者は、本施設の指示に従い、当該費用を支払うものとします。
- 退室時間は17:30までですが、万が一お迎えが遅れた場合の延長保育料金は、30分ごとに500円とします。
利用料金の支払い方法
本施設の利用料金の支払い方法に関しては、以下に掲げるとおりとします。
- 利用者は、当日分の本施設の利用料金を、保育室入室時又は退室時に支払い、別途生じた費用(前条第 2 項に定める費用)は、当日分を、保育室退室時に精算するものとします。
その他
サービス提供の中止
本法人は、必要に応じて、利用者に事前通知をした上で、本サービスの全部又は一部の提供を中止することができるものとします。なお、本法人は、当該中止に伴う利用者からの損害賠償の請求を免れるものとします。
損害賠償
保育スタッフが、対象児童を保育中、保育スタッフの故意又は過失により、対象児童又は利用者の物品に損害を与えた場合、本法人は、その損害につき、本施設が加入している損害賠償保険の範囲でのみ賠償します。但し、保育スタッフに過失がある場合でも、以下のいずれかに該当する場合は、当該損害について、本法人は、何らの責任も負わないものとします。
- 利用者が、本規約又は諸規定に従い本法人が要求する、本施設の利用のために必要な所定の情報について、本法人に対して、正確に伝達しなかったことに起因する損害
- 利用者が、本施設内に持参した金品、貴重品、その他持参した物を適切に管理していないことに起因する損害
- 病児保育の依頼を受けていない子どもに起因する損害
- 対象児童に、乳幼児突然死症候群(SIDS)、その他の原因不明の事故が発生した場合において、本施設が、当該事故発生当時の状況に照らして適切な措置を講じた場合における損害
- その他、利用者、対象児童、又は他の利用者等の第三者の責に帰すべき事由に基づく損害
免責
免責事項は、以下に掲げるとおりとします。
- 本法人は、本法人に故意又は重過失がある場合を除き、利用者が、本施設の利用により被った損害を賠償する責任を負わないものとします。
- 本法人は、本施設の利用に関し、利用者同士又は利用者と第三者の間に生じた紛争について、何らの責任も負わないものとします。
- 本法人では感染症の伝播を防ぐため、換気や部屋を分けるなど医学的に適切な対応を行っておりますが、利用者間での感染症の伝播は完全に防ぎきることは不可能であり、利用に伴って発生したと推定される感染症を発症した場合にも何ら責任を負わないものとします。
通報
本法人は、児童虐待の防止等に関する法律第 6 条に基づき、対象児童に対し、児童虐待の可能性があると判断した場合には、福祉事務所又は児童相談所への通報、その他適当な措置を講じるものとします。
本規約の一部が無効とされた場合の扱い
本規約のいずれかの条項またはその一部が、消費者契約法その他の法令等により無効または執行不能と判断された場合であっても、本規約の残りの規定及び一部が無効または執行不能と判断された規定の残りの部分は、継続して完全に効力を有するものとします。
2023年9月8日制定